2014年 10月 23日 ( 1 )

マダコ育卵観察

9月の初旬、どうもテンジクダイのハッチ狙いを外してしまった感を持ちつつ、
諦めきれないままナイトダイビングを続けていた頃に、大きなマダコ2匹に遭遇。

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大きな手前の貝の取り合いをしているのかと思ったのですが、貝の中身はカラのようなので
もしかしたらこれから求愛行動かな?と思いしばし静観していましたが、
暗闇でライトに照らされたままなら、そりゃタコも警戒して何もしませんぜ~ってことで、
この日はこの場を去りました。レンズも60mmだったし~(9月9日)



一週間後、確認に行くとしっかり「海籐花」と称される卵を雌が守っていました。(9月16日)
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今までもタコが卵を守っている姿は何度かあちこちで見ましたが、ここは水深ー5mで家からも近いし、タコの育卵期間は4週間~1か月くらいらしく
あの9月9日に産卵したとして10月10日前後に生まれるのかなという仮定もできたので、
ここはハッチ狙ってみるかー!
と野望(笑)が出てきました。


その後もときどき見にいきましたが、何もたべないままの親は当初より随分痩せたなぁと感じました。


そして・・・・・・10月10日
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                                              卵は熟しています。そして、



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この前後数日は続けて観察しました。
なんとか数回のハッチを見ることができましたが、数匹が一度にドッと出る場面は見ることがかないませんでした。
夜になると浮遊物がライトに集まってくるのを避けたいのでその前に撮りたいというこちらの希望とは関係なく
夜間に大規模なハッチアウトが繰り返されたのでしょうか?


そして台風ヴァンフォンが来たためこれで観察もジ・エンドです。
親ダコはすべての卵が孵った後、ここで息絶えたことでしょう。ずっと新鮮な水を送り続ける親の姿を
何日も見ていたので、感慨深いものがあります。 おしまい^^
by divesprout | 2014-10-23 21:14 | 敦賀